クレジットカードコラム普段の買い物でもANAマイルが貯まるおすすめクレジットカード
ANAマイルの一般的な貯め方といえば、ANAの航空便に搭乗することです。しかし世の中には、フライトなしでマイルを貯める「陸マイラー」と呼ばれる人たちがいます。
彼らはマイル還元率が高いクレジットカードを用い、普段の買い物でマイルを貯めて特典航空券と交換し、お得に旅行を楽しんでいるのです。この記事は、そのような陸マイラーに憧れている方のためにまとめました。
おすすめのクレジットカードをご紹介しているのはもちろん、効率のよいANAマイルの貯め方まで分かりやすく解説します。陸マイラー初心者の方は、ぜひご一読ください。
目次
フライトなしでANAマイルが貯まる!おすすめのクレジットカード3選
「陸マイラー」こと飛行機に乗らずにANAマイルを貯めたい方におすすめのクレジットカードを厳選しました。
3枚のクレジットカードは、それぞれメリットが異なります。どのような方におすすめのカードかもそれぞれまとめているので、ぜひ自分にぴったりのカードを見つけてみてください。
本格的に陸マイラーをはじめたい方に「ANA JCB 一般カード」
4.6
本カード | 初年度無料 2年目以降2,200円(税込) |
---|---|
家族カード | 初年度無料 2年目以降1,100円(税込) |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
申込資格 | 18歳以上で本人または配偶者に安定した収入がある方 |
国際ブランド | JCB |
発行期間 | 最短5営業日 |
「ANA JCB 一般カード」は年会費が安く、マイル移行に「マイル自動移行コース10マイル」または「マルチポイントコース10マイル」を選べば、通常マイル還元率を1%に高められます。
どちらのコースもマイル移行手数料として年5,500円(税込)が必要ですが、年間合計7,700円のコストで1%還元でマイルが貯まるのは安いと言えます。
さらに、「マルチポイントコース」を選択すれば、マイルを移行した年にしかマイル移行手数料は発生しませんので移行コストを抑えることもできます。
入会特典として1,000マイル、継続特典として毎年1,000マイルがもらえるのもうれしいポイントでしょう。
じっくりANAマイルを貯めたい方に「ANAアメックス」
「ANAアメックス」は、年会費7,700円(税込)とは別に、6,600円(税込)の「ポイント移行コース」に登録することで、貯まるポイントをANAマイルに移行できるようになります。
ただし、ポイント移行コースに登録することで通常3年間のポイント有効期限が無期限になるため、実質無期限でANAマイルを貯められます。マイル移行上限もないので、ポイントをじっくり貯めて、好きなタイミングでマイルに移行できるのは、有効期限が心配な方には嬉しいでしょう。
ANAアメックスでも、入会特典として1,000マイル、継続特典としても毎年1,000マイルがもらえます。
気軽にマイルを貯めたい方に「JCB CARD W」
5.0
本カード | 無料 |
---|---|
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 1%〜10.5% |
申込資格 | 高校生を除く18歳〜39歳までの方 |
国際ブランド | JCB |
発行期間 | 最短5分でカード番号発行可能 |
JCB CARD Wは、年会費永年無料でいつでも1%還元でポイントが貯まります。そのポイントを0.5%還元として、移行手数料なしで、ANAマイルに移行できます。
マイルを貯めることに特化したクレカではないため、マイルに関する特典はありませんが、気軽にANAマイルを貯めてみたい、特典航空券に不足するマイルを補うためのサブカードとして利用したい方に、JCB CARD Wはおすすめです。
フライトせずにANAマイルを効率よく貯める方法
陸マイラーとして効率よくANAマイルを貯めるため、ここでいくつかのコツを押さえましょう。中には「このコツを押さえておかないと、せっかく貯めたマイルを無駄にしてしまう恐れがある」といった重要ポイントも含まれます。
マイル還元率の高いクレカを利用する
陸マイラーとして本格的にANAマイルを稼ぎたいのであれば、マイル還元率の高いクレジットカードを用意しましょう。たとえば還元率が0.5%と1%のカードではもらえるマイル数の差は以下のようになります。
0.5%還元 | 1%還元 | |
5万円利用時 | 250ポイント | 500ポイント |
50万円利用時 | 2,500ポイント | 5,000ポイント |
100万円利用時 | 5,000ポイント | 10,000ポイント |
200万円利用時 | 10,000ポイント | 20,000ポイント |
単純に1%還元が0.5%還元の2倍になるわけですが、利用金額が多いほどその恩恵は大きくなります。
マイルを貯めることに特化したクレカは、移行手数料がかかってしまうのが一般的であるため、お財布事情にもよりますが、できれば還元率1%以上のクレジットカードを利用しましょう。
各ポイントとANAマイルの有効期限を把握しよう
「ANAアメックス」であれば実質無期限のため、特に有効期限を気にする必要はありません。一方、「ANA JCB 一般カード」と「JCB CARD W」に関しては、Oki Dokiポイントの有効期限が2年間、ANAマイルの有効期限が3年間です。
ポイントの有効期限ギリギリまで貯めてからANAマイルに移行したとしても、「ANA JCB 一般カード」と「JCB CARD W」では最大で5年間しか貯め続けられません。つまり、特典航空券への交換に必要なマイルを最長5年間で貯められるように意識しなくてはいけないのです。
ANAの特典航空券に交換するためには、通常よりもお得な「トクたびマイル」で片道3,000マイルから、通常の国内線で片道5,000マイルから、国際線で片道12,000マイルからです。ここでは実際の利用シーンを想定して、往復分のマイルを貯めるために必要なカード利用額を確認しましょう。
ANA JCB 一般カード | JCB CARD W | |
6,000マイル | 60万円(月1万) | 120万円(月2万) |
10,000マイル | 100万円(月1.7万) | 200万円(月3.4万) |
24,000マイル | 240万円(月4万) | 480万円(月8万) |
かっこ内は、5年間かけて必要マイル数を貯めることを想定した毎月の利用額目安です。こうして月平均に直してみると、普段の買い物だけで特典航空券に交換することが、現実的なことだと分かるのではないでしょうか。
特にANA JCB 一般カードのように入会特典や継続特典としてボーナスマイルがもらえるクレジットカードであれば、実際は表内の金額よりも少ない利用額で必要マイル数が貯まります。
ただし、旅行先やシーズンによってはより多くのマイルが必要になるため、目当ての旅行先やシーズンがある場合には、先に必要マイル数を調べたうえで計画的なクレジットカードの利用をおすすめします。
通勤、通学があるなら交通系ICカードも狙い目
交通系IC一体型カードであれば、電車やバスの利用時に効率よくANAマイルを貯められます。公共交通機関を日々利用しているのであれば、毎日コンスタントにANAマイルを貯められるため、選択肢のひとつとなるでしょう。
公共料金の支払いでコンスタントに貯める
ガス、電気代など、ある程度まとまった金額が毎月発生する公共料金の支払いは、ANAマイルをコンスタントに貯められる絶好のチャンスです。金額が大きくなりやすい各種税金の支払いも含め、ぜひクレジットカード決済を活用しましょう。
ポイントアップサイト経由のネットショッピングでポイント還元率が大幅アップ
Amazonや楽天市場をはじめとしたネットショッピングを利用する際には、カード会員専用のポイントアップサイトを経由することを忘れないようにしましょう。ポイントアップサイトを経由するだけで、ポイント還元率をアップさせられます。
これであなたも陸マイラー!普段の買い物でANAマイルを貯めて、お得に旅行しよう!
フライトを利用せず、普段の買い物だけでマイルを貯める「陸マイラー」は、決して非現実的なことではありません。クレジットカードのヘビーユーザーでなかったとしても、時間さえかければ、特典航空券への交換は十分可能でしょう。
特典航空券を交換できれば、本来ならチケット代として使う分の金額が浮きます。賢くクレジットカードを活用して、お得にぜいたくな旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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